[P03-01] 1位数同士のかけ算の計算力実態調査と読字障害の観点からの考察
Keywords:かけ算九九、読字障害、実態調査
1位数同士のかけ算の式に「かけ算九九」を付けたテストと付けていないテストを行い、正答率と解答時間を比較した。その結果、「かけ算九九」を付けた場合の正答率の増加は小さかったが、解答時間は大幅に縮まった。このことから、1位数同士のかけ算の流暢性を高めるためには、計算式から九九読みを流暢に想起することが必要であることが示唆された。計算式から「かけ算九九」を想起することは、文字から読みを想起することと似ていることから、1位数同士のかけ算の流暢性を高める指導には読み書き障害の指導のノウハウが活かされると思われる。
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