The 30th Annual Conference of Japan Academy of Learning Disabilities (KANAGAWA)

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[P] ポスター発表
P03:計算・算数

[P03-03] 子どもの時間概念の発達について

〇菅谷 英都1、黄 淵煕1 (1. 東北福祉大学)

Keywords:時間概念、子ども、構造化面接

本研究では定型発達児を対象に、時間概念に関する学年ごとのデータを集め、時間概念の発達的傾向を調べることで、算数障害児との比較のための基礎データを得ることを目的とした。その結果、月の順序性と循環性は2学年頃に定着し始め、3学年頃には確実に定着すること、季節の理解は1学年の頃には名称自体は知っており、順序性の理解は3学年頃には身につくこと、過去の二つの事象の前後関係を把握する力は2学年頃に発達することが分かった。今回得られたデータをもとに今後算数障害のある子どもの時間概念の発達との比較を行う必要があると考える。

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