[P06-06] 発達障害やその傾向のある中高大学生のオンラインSST参加態度の分析
―頷き、視線、画角の観点から―
Keywords:発達障害、SST、オンライン
発達障害やその傾向のある中高大学生を対象に話し合い活動を中心としたオンラインSST(Zoom使用)を実施し、参加者の参加態度からその手続き的知識や課題を検討することを目的とした。その結果、頷き、視線、画角のいずれも、参加者はスタッフよりも低かった。特に画角は、参加者が20.5%、スタッフが86.4%であり、参加者は多くの場面で画角に収まっておらず、お互いの反応の読み取りにくさがあったと推察された。また、測定場面の問題はあったものの、頷きの乏しさも反応の読み取りにくさにつながったと考えられる。今後の課題として、Web会議システムの利用における基礎的なスキルの獲得の必要性が示唆された。
Abstract password authentication.
Password is required to view the abstract. Please enter a password to authenticate.