[P] ポスター発表
P12：支援体制（校内・地域等）の構築

[P12-07] 学校の特別支援教育の進捗状況に関する一考察

～特別支援教育の対象児童のスクリーニングと支援の実際を中心として～

〇齋藤 澄子¹ (1. 和光大学　現代人間学部)

Keywords:アセスメント、スクリーニング、校内支援体制

特別支援教育の実施から13年が経過した。学校は、障害児教育から新たな視点に立った特別支援教育への転換に戸惑うことも少なくなかったが、様々な取り組みを重ね発達に課題を感じる子どもたちへの支援教育を展開してきた。
　しかし一方で、学校が特別支援教育の実践課題を抱えていることも事実である。特別支援教育14年目の今、学校現場の特別支援教育の進捗状況を明らかにすることは、今後の特別支援教育を推進していく上で必要なことである。本研究では、現在学校が抱えている特別支援教育実施の課題として対象児童のスクリーニングの課題を中心に、現在学校現場ではどのような支援が行われ、どのような課題を抱えているのか、またその課題解決のための糸口は何なのかを明らかにした。