The 30th Annual Conference of Japan Academy of Learning Disabilities (KANAGAWA)

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自主シンポジウム(WEB掲示板質疑応答)

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[J29-J39] 自主シンポジウム29~39(WEB掲示板質疑応答)

[J37] 学校から地域連携に向けたヤングケアラー支援について考える

―教員、心理職、福祉職の「気づき」のプロセスに着目して―

企画者:朝日 華子1
司会者:乾 孝之2
話題提供者:大沢 靖司3、藤森 幸子4、片倉 幸子5、朝日 華子1、鎌田 真理子6
指定討論者:大六 一志7
(1. 筑波大学大学院人間総合科学研究科障害科学学位プログラム、2. 北茨城市教育委員会、3. 茨城県教育研修センター 特別支援教育課、4. 土浦市立都和南小学校、5. 茨城県教育委員会、6. 医療創生大学 心理学部、7. 公認心理師)

Keywords:ヤングケアラー、気づき、学校

2021年4月、日本ではじめてのヤングケアラー(以下YC)に関する実態調査の結果が公表された。公立中学2年生の5.7%、公立の全日制高校2年生の4.1%が、世話をしている家族が「いる」と回答しているが、YCだと自覚している割合は低い。また、遅刻や不登校、メンタルヘルスの問題など、YC自身の深刻な問題となるまで、潜在化してしまうリスクも高いと考えられる。本シンポジウムでは、教員やスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーによるYCに対する気づきのプロセスに焦点を当てると共に、地域包括支援センターの利用者で、ケアの対象者となる高齢者を通じて認識されたYCの存在についても検討し、多角的に議論を深めることをねらいとする。

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