[EL-06] 発達障害のある子どもの保護者への支援
発達障害の支援で最も重要なのは、保護者支援である。早い時期から発達の特性に応じた育て方、接し方を保護者や周囲の人たちが知っておくことによって、二次的な問題の予防や対応ができる準備をしておくことが重要である。近年では、乳幼児健診等で子どもの発達の問題に専門家が先に気づくことが多く、それを保護者にうまく伝えることが難しいことが指摘されている。子どもの発達の問題を保護者に伝える際には、子どもの発達に得意な領域と苦手な領域があることを具体的に示すこと、その特性が生涯続く可能性が高いことを確実に伝えることが重要である。保護者支援にあたっては、事前に保護者のパーソナリティや家族内力動について評価を行い、精神保健的アプローチと教育的アプローチとの両面から進める必要がある。
【略歴】
1988年 東京大学医学部卒業
1988年 東京大学医学部附属病院
1990年 国立精神・神経センター武蔵病院
1991年 横浜市総合リハビリテーションセンター
2009年 横浜市西部地域療育センター長兼務
2011年 山梨県立こころの発達総合支援センター所長
2014年 信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部長
2018年 信州大学医学部子どものこころの発達医学教室教授
【略歴】
1988年 東京大学医学部卒業
1988年 東京大学医学部附属病院
1990年 国立精神・神経センター武蔵病院
1991年 横浜市総合リハビリテーションセンター
2009年 横浜市西部地域療育センター長兼務
2011年 山梨県立こころの発達総合支援センター所長
2014年 信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部長
2018年 信州大学医学部子どものこころの発達医学教室教授
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