[P11-07] 新版K式発達検査2020における自閉症スペクトラム幼児の発達特徴の予備的研究
Keywords:新版K式発達検査、自閉症スペクトラム幼児、発達特徴
本研究は、新版K式発達検査2020の発達年齢が5歳から5歳6ヵ月だった、自閉症スペクトラム幼児5人(生活年齢は4歳10ヵ月から5歳4ヵ月)の発達特徴を検討した。その結果、発達年齢より低い年齢区分で不通過の人数が多かった項目は、「正方形模写」(5人)と「じゃんけんⅢ」(4人)であった。発達年齢より高い年齢区分で通過人数が多かった項目は、「5数復唱」(4人)、「了解Ⅲ」(3人)、「13の丸理解Ⅱ」(3人)、「絵並べ3/3」(3人)であった。新版K式発達検査2020に改定され、新設された項目や通過年齢の変更により、自閉症スペクトラム幼児の得意・苦手な項目も変化した可能性があり、今後も引き続き検討が必要である。
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