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[MS3-02] 骨代謝改善薬のドラッグリポジショニング研究
キーワード:骨粗鬆症治療薬、ドラッグリポジショニング、骨格性疼痛
ヒト副甲状腺ホルモン(PTH)の活性型ペプチド(1-34)製剤:テリパラチド、およびヒトPTH関連ペプチド製剤:アバロパラチドは、ともにPTH-1型受容体作動薬である。これらPTH-1型受容体作動薬は、骨形成促進型の骨粗鬆症治療薬として、「骨折の危険性の高い骨粗鬆症」への適応となっている。PTHおよびPTHrPの生理機能は、すでに教科書的には確立されているように見えるが、薬理作用は、まだまだ未知な部分が多い。私たちは、テリパラチドが直接、感覚神経節ニューロンに作用して骨格性疼痛抑制効果を示すことを解明してきた。本シンポジウムでは、骨代謝改善薬テリパラチドの適用拡大に向けた研究について報告したい。