The 68th Annual Meeting of the Japanese Association of School Health

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一般演題(ポスター)

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P14~P19 健康管理、疾病予防1

座長:中川 秀昭(金沢医科大学(名誉教授))

[P-15] 高校生の仮眠ニーズに関する調査研究

田邊 弘祐1,2, 鹿野 晶子2,3, 田中 良2,4, 城所 哲宏2,3, 嶺野 あゆみ5, 浅田 晴之5, 森田 舞5, 野井 真吾2,3 (1.帝京平成大学 人文社会学部 経営学科, 2.日本体育大学 体育研究所, 3.日本体育大学 体育学部 健康学科, 4.大阪体育大学 体育学部 スポーツ教育学科, 5.株式会社オカムラ ワークデザイン研究所)

Keywords:睡眠、昼寝、需要

【目的】学校現場で睡眠に対して直接的介入が可能な仮眠は、子どもの睡眠問題を解決する可能性がある。そこで本研究では、高校生を対象に仮眠のニーズを明らかにすることを目的とした。
【方法】対象は、1都5県の高等学校7校に通う高校1・2年生の生徒4,707名(男子2,650名、女子2,057名)とした。調査は、2022年2月から3月の期間に実施された。仮眠のニーズについては、「学校のお昼休みの時間に、仮眠ができる機会や環境があったら、仮眠したいと思いますか?」の設問に対して、「はい・いいえ」での回答が求められた。その後、「なぜ、仮眠したい(または、したくない)と思いましたか?」の理由についても尋ねた。
【結果】仮眠したい/したくないと思った生徒は、それぞれ男子1,903名(71.8%)/747名(28.2%)、女子1,554名(75.5%)/503名(24.5%)であった。さらに、仮眠したいと思った生徒と仮眠したくないと思った生徒の割合を適合度の検定で比較した結果、男女ともに仮眠したいと思った生徒の割合が有意に高いことが認められた。また、仮眠したいと思った理由で最も多かった回答は、男女ともに「午後の授業で眠くなるから」1,003名(52.7%)/968名(62.3%)であり、仮眠したくないと思った理由で最も多かった回答は、男女ともに「友達とお話したい(もしくは、遊びたい)から」738名(50.6%)/263名(52.3%)であることも確認できた。
【結論】以上の結果から、高校生の仮眠ニーズは男女ともに高いとの結論に至った。