国際開発学会第35回全国大会・人間の安全保障学会第14回年次大会

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開発学における学術翻訳の意義

2024年11月10日(日) 09:30 〜 11:30 F301 (富士見坂校舎 301)

09:30 〜 11:30

[2A201] 開発学における学術翻訳の意義

*佐藤 峰1、*佐藤 仁2、*北野 収3、*西川 芳昭4 (1. 横浜国立大学、2. 東京大学、3. 獨協大学、4. 龍谷大学)

キーワード:学術翻訳、国際開発学、モチベーション

学術翻訳は、著書を書くのと同じかそれ以上に手間がかかるが、主たる業績としてカウントされない。そして、自分の業績でもないものを翻訳出版するモチベーションについて、共有できる機会もほぼない。また「原著」の選定や翻訳のスタイル(個人、監訳、共同訳、翻訳のツボ、A Iとの付き合い方、宣伝の仕方など)などのノウハウも暗黙知に留まる。しかし国際開発学においては、主要と言われる出版物は英語で書かれる。加えて、開発学が学際的な学問で、かつ課題対処に関わることも多く、自分の専門分野以外の知見や見解が必要となることも他の学問領域より多く、よって学術翻訳の意義や役割も大きいものと思われる。そこで今回は、必ずしも日本語への翻訳が容易でない著書を、監訳・独訳・共訳・グループ訳と、それぞれのスタイルで訳した/訳しているメンバーが、その「舞台裏」を、(熱く)語り、(広く)共有する機会を作りたい。

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