第24回風工学シンポジウム

講演情報

口頭講演

構造物の風圧力(2)

2016年12月6日(火) 15:10 〜 16:40 建築会館ホール (建築会館)

司会:西嶋 一欽(京都大学防災研究所)

15:10 〜 15:28

[39] 通気性のある屋上目隠しパネルに作用する風力

LESによる風洞実験手法の検討

○相原 知子1、植松 康2 (1.大成建設(株)、2.東北大学大学院工学研究科)

キーワード:LES、風洞実験、通気性パネル、屋上、風力

筆者らは、風洞実験により得られた結果を用いて、高層建築物の屋上外周部に設置されている通気性のある目隠しパネルに作用する風荷重を既報にて検討した。しかし、風洞実験では、目隠しパネルの裏面圧を測定することが困難であったため、通気性のある目隠しパネルに作用する風力を評価する際に、パネル近傍の屋根面圧を代用した。本論文では、LESを用いた数値流体解析の結果を用いて、風洞実験で採用した仮定について検討する。解析結果は、パネルの表面と屋根面の外圧係数を風洞実験結果と比較することによって精度を検証する。