第13回JBFシンポジウム

ご挨拶

第 13 回 JBF シンポジウム
           実行委員長      山口 建(株式会社住化分析センター)
                                                                西口 有美(シミックファーマサイエンス株式会社)
第13回JBFシンポジウムは、2022年2月28日(月)~3月2日(水)の3日間にわたり、開催いたします。Web開催及び兵庫県姫路市(会場:アクリエひめじ)の現地開催の、いずれにも対応できるよう準備を進めています。依然としてCOVID-19の感染は拡がり、余談を許さない状況でもありますので、状況に応じて安全を最優先した開催形式を選択させて頂きます。
コロナ禍において、教育や経済活動が制限を受ける中、多くの皆様がCOVID-19を克服するために、ワクチン・治療薬・診断装置等の開発にご尽力頂いていると思います。我々バイオアナリシスフォーラム(JBF)も2年連続でシンポジウムの現地開催を断念せざるを得ない状況でした。今はCOVID-19の収束を願いながら、参加者の皆様に有意義な情報交換の場を提供するため、第13回JBFシンポジウムの準備を進めております。
COVID-19に対する研究開発が注目されていますが、COVID-19に限らず、様々な病気の治療に向けて研究開発が進められています。JBFシンポジウムには、アカデミア・製薬企業・機器メーカー・CROなど様々な立場の皆様に参加頂いていますが、皆様も「より早く、より良い医薬品を患者さんに提供する」という共通の目的に向かって努力されていると存じます。そこで、本シンポジウムのテーマを「All for One Goal」とし、様々な分野(組織)の先生方から最先端の研究成果を紹介頂き議論を交わすことで、参加者の皆様がゴールに向かう上で有意義な情報を得る場にしたいと思っています。
JBFは、バイオアナリシスに関連する技術と品質の向上に寄与し、医療と分析化学の発展に貢献する目的で、2011年に設立されました。以来、多くの方々のご尽力やご支援により、今年で10周年を迎えることができました。本年は、10年を振り返るとともに、ニューモダリティーに対するバイオアナリシスやCOVID-19への取り組みなど、最新情報を含むセッションも企画しております。
COVID-19が収束し、共通の目標を持ったバイオアナリシスに関わる皆様と、直接お目にかかれることを祈願しております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
2021 年 10 月吉日