コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 骨材

骨材

2014年7月9日(水) 15:15 〜 17:00 第4会場 (54会議室)

[1004] 高炉スラグ細骨材とフライアッシュを使用したコンクリートの性質

座長(土木):森濱和正
座長(建築):寺西浩司
講演者:吉澤千秋1, 峯秀和2, 石川嘉崇3, 阿部道彦4
(1.JFEミネラル 2.関電パワーテック 3.電源開発 4.工学院大学)

キーワード:blast furnace slag fine aggregate, fly ash, bleeding, durability, drying shrinkage, freezing and thawing, 高炉スラグ細骨材, フライアッシュ, ブリーディング, 耐久性, 乾燥収縮, 凍結融解

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高炉スラグ細骨材の補填材に混和材のフライアッシュを組み合わせることにより,高炉スラグ細骨材を高配合したコンクリートの性状の改善を図ることを試みた。その結果,水セメント比が55%の配合において細骨材中の高炉スラグ細骨材を50,75,100%配合にフライアッシュを15%補填することにより,コンクリートの単位水量が大きく低減し,ブリーディング量が低減すると共にプラスチック性も改善した。またフライアッシュを用いない配合と較べ,圧縮強度が増加し,乾燥収縮,中性化速度係数が低減することができた。さらに空気量の調整を適切に行うことで凍結融解抵抗性に問題がないことを確認した。