コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 骨材

骨材

2014年7月9日(水) 15:15 〜 17:00 第4会場 (54会議室)

[1008] 骨材に含まれる密度1.95g/cm3の液体に浮く粒子の代替試験方法に関する検討

座長(土木):森濱和正
座長(建築):寺西浩司
講演者:辻本一志, 石川なをみ, 伊藤康司
(全国生コンクリート工業組合連合会)

キーワード:aggregate, heavy liquid, particles less than density of 1.95 g/cm3, sodium polytungsteate, コンクリート用骨材, ポリタングステン酸ナトリウム, 密度1.95g/cm3の液体に浮く粒子, 重液

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JIS A 1141「骨材に含まれる密度1.95g/cm3の液体に浮く粒子の試験方法」に用いる試験溶液の代替品として,鉱物の重液分離に用いられる薬品を対象に,塩化亜鉛溶液を用いた場合と同等の結果が得られ,かつ人体及び環境への影響が小さい薬品を調査した。調査の結果,無機化合物であるポリタングステン酸ナトリウムが安全性,溶液の取り扱いやすさの観点から適当であることが分かった。また,ポリタングステン酸ナトリウム溶液を用いた試験の結果が,JIS A 1141に規定されている塩化亜鉛溶液を用いた場合と同等であること,溶液の管理も塩化亜鉛と同様に行えばよいことが分かった。