コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 骨材

骨材

2014年7月9日(水) 15:15 〜 17:00 第4会場 (54会議室)

[1010] 余剰ペースト理論とレオロジー定数を用いた粗骨材の表面改質ペーストの膜厚に関する研究

座長(土木):森濱和正
座長(建築):寺西浩司
講演者:崔希燮1, 北垣亮馬2, 野口貴文2
(1.東北大学 2.東京大学)

キーワード:coating thickness of modified aggregate, excess paste theory, modification paste, rheology, yield value, レオロジー, 余剰ペースト理論, 改質ペースト, 改質骨材の膜厚, 降伏値

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本研究では,粗骨材の完全リサイクルの技術開発をため,予めセメント系材料を用いた改質ペーストで原骨材の表面をコーティングする表面改質方式を採用している。その時,界面は改質ペーストの粘着力と粘度に依存して,その膜厚が決定されると仮定した。よって,改質ペーストをビンガム流体として考え,余剰ペースト理論とレオロジー定数(降伏値)を用い,フレッシュ時の改質ペーストの流動特性把握および膜厚調節に関する検討した結果,改質ペーストの定量的な膜厚設計ができ,改質砕石骨材を用いたコンクリートにおいて,定量的な調合設計が可能であると考えられる。