コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 混和材料/自然治癒・自己治癒

混和材料Ⅱ

2014年7月9日(水) 13:00 〜 15:00 第7会場 (第3リハーサル室)

[1024] フライアッシュの活性度改善手法に関する実験的研究

座長(土木):小林孝一
座長(建築):小山智幸
講演者:市川敬悟1, 犬飼利嗣2
(1.三重大学 2.岐阜工業高等専門学校)

キーワード:activity, addition agent, admixture, fine ground, fly ash, glassy ghase, improvement method, ガラス相, フライアッシュ, 微粉砕, 改善手法, 活性度, 混和材, 添加剤

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本研究では,フライアッシュの安定した活性度の改善手法を得るために,フライアッシュの品質や養生水がモルタルの圧縮強さ特性に及ぼす影響について検討するとともに,添加剤の組合せや添加量に着目した活性度の改善効果について詳細に検討した。その結果,材齢28日の段階ではフライアッシュのガラス相量の影響は極めて小さいこと,フライアッシュの活性度を改善するには初期材齢の段階から与えられるCa(OH)₂の影響が極めて重要であること,NaOHの0.025~0.1mol水溶液を練混ぜ水として用いCa(OH)₂を外割で0.10%添加することで安定的な活性度の改善効果が得られることなどが明らかとなった。