コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 混和材料/自然治癒・自己治癒

混和材料Ⅲ

2014年7月9日(水) 15:15 〜 17:00 第7会場 (第3リハーサル室)

[1028] ポルトランドセメント中の石灰石微粉末置換率を増加させた場合における高炉セメントコンクリートの耐久性について

座長(土木):藤井隆史
座長(建築):濱幸雄
講演者:平本真也, 植木康知, 大塚勇介
(日鉄住金高炉セメント)

キーワード:中性化抵抗性, 塩分浸透抵抗性, 少量混合成分, 石灰石微粉末, 高炉スラグ微粉末

論文PDFを表示
*大会会期中のみ閲覧可能です。
少量混合成分として高炉スラグ微粉末,石灰石微粉末,フライアッシュ,シリカ質混和材はポルトランドセメントに対して5%まで置換が認められている。今後,CO2排出量をさらに削減するためには少量混合成分の置換率を増加させる事も一つの方法として考えられる。そこで本研究ではベースとなるポルトランドセメントの石灰石微粉末置換率を増加させ,それを用いた場合の高炉セメントの強度や耐久性能に与える影響を調査した。その結果,石灰石微粉末置換率をベースセメントである普通ポルトランドセメントに対して,10%程度まで増加させても,高炉セメントの各種耐久性能を概ね保持できると確認できた。