コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 混和材料/自然治癒・自己治癒

混和材料Ⅲ

2014年7月9日(水) 15:15 〜 17:00 第7会場 (第3リハーサル室)

[1029] 膨張材を用いたセメント硬化体の透気性評価に関する一考察

座長(土木):藤井隆史
座長(建築):濱幸雄
講演者:李春鶴1, 田中佳宏2, 辻幸和3, 郭度連4
(1.宮崎大学 2.栃木県庁 3.前橋工科大学 4.太平洋マテリアル)

キーワード:air permeability, estimation, expansive additive, oxygen diffusion coefficient, work, 仕事量, 膨張材, 評価, 透気性, 酸素拡散係数

論文PDFを表示
*大会会期中のみ閲覧可能です。
セメント硬化体の耐久性評価において,その透気性は非常に重要な指標である。また,膨張材を用いたセメント硬化体は,作製および養生時の水分供給などの影響を強く受ける。従って本研究では,任意の条件における膨張材を用いたセメント硬化体の透気性を定量的に評価するために様々な検討を行った。その結果,仕事量の概念を導入することで,異なる水結合材比,異なる膨張材の置換率,異なる養生の膨張モルタルの透気性を,一つの枠組みで評価・予測することが実現できたことを報告する。