[1039] 常温で硬化させたRPC系超高強度繊維補強コンクリートの諸特性に関する研究
キーワード:超高強度繊維補強コンクリート, 破壊力学特性, 収縮低減剤, 経時変化
論文PDFを表示
*大会会期中のみ閲覧可能です。
*大会会期中のみ閲覧可能です。
本研究では,常温で養生を行った超高強度繊維補強コンクリートの力学特性,収縮特性,破壊力学特性について検討を行った。併せて,収縮低減剤の添加がこれらに及ぼす影響について検討を行った。検討の結果,養生温度が異なる場合の圧縮強度,静弾性係数,ひび割れ発生強度,破壊力学特性の経時変化を明らかにするとともに,収縮特性(収縮ひずみ,収縮応力)を明らかにした。また,収縮低減剤を添加すると,養生温度によらず,収縮を抑制でき,ひび割れ発生強度,破壊エネルギーが増大することが確認された。さらに,静弾性係数,ひび割れ発生強度,破壊エネルギーと圧縮強度の関係式を実験的に定めた。