コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 短繊維補強コンクリート(材料)/連続繊維補強コンクリート(材料)

短繊維補強コンクリート(材料)Ⅱ/連続繊維補強コンクリート(材料)

2014年7月11日(金) 11:00 〜 12:30 第9会場 (e-とぴあ・かがわクラスルームA)

[1044] 有機繊維及び鋼繊維補強コンクリートの高速衝撃による動的破壊特性

座長(土木):小林朗
座長(建築):金久保利之
講演者:金弘燮1, 金圭庸1, 田重圭2, 金東柱3
(1.忠南大学校 2.KOLONグロバル 3.世宗大学校)

キーワード:Dynamic strength increase factor, Fiber reinforced concrete, High-velocity impact test, Rapid loading test, Strain rate, 繊維補強コンクリート, 急速載荷試験, 高速衝撃試験, 動的強度増加率, ひずみ速度

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*大会会期中のみ閲覧可能です。
飛翔体の高速衝撃を受けるコンクリートの破壊性状の解明の為には,載荷速度によるひずみ速度,動的強度増加率の評価が必要である。特に,繊維補強コンクリートの場合は,動力学的特性と高速衝撃破壊挙動において繊維種類と性状が及ぼす影響が重要である。本研究では有機繊維及び鋼繊維補強コンクリートに急速載荷試験と高速衝撃試験を行い,ひずみ速度によるコンクリートの動的破壊挙動を検討した。ひずみ速度が増加するほど動的曲げと引張強度が大きくなり,有機繊維補強コンクリートは鋼繊維補強コンクリートより繊維混入本数が多いため,動的強度増加率と耐衝撃性能が向上することが分かった。