コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 収縮・クリープ

収縮・クリープⅠ

2014年7月9日(水) 10:00 〜 12:00 第6会場 (第1リハーサル室)

[1068] 蒸気養生を行うケミカルプレストレストコンクリートにおける円筒型枠を用いた拘束膨張試験の適用

座長(土木):小澤満津雄
座長(建築):今本啓一
講演者:柄澤英明1, 田所雄治2, 奥山厚志3
(1.鶴見コンクリート 2.興建産業 3.ジオスタ-)

キーワード:Atmospheric-pressure steam curing, Chemical Prestressed concrete, Cylindrical tinplate mold, Precast Concrete, Test method of restrained expansion of expansive concrete, ケミカルプレストレス, プレキャストコンクリート, 円筒型枠, 拘束膨張試験, 蒸気養生

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JCI規準にて,円筒型枠による拘束膨張量の計測方法が基準化されている。一方,プレキャストコンクリート二次製品(以下,PCa製品)では,常圧蒸気養生を行いケミカルプレストレスの導入を目的として膨張材を使用しているが,従来から用いられているJIS A 6202附属書2の方法では,試験方法の煩雑さなどから日常管理レベルでの適用は難しい状況にある。そのため本報告では,蒸気養生下での円筒型枠を用いた拘束膨張試験の計測を行うとともに,JIS A 6202附属書2に示される試験方法との相関性,またPCa製品工場での適用の確認を行った。その結果,500~700×10-6程度でJIS B法との相関性を示すことが確認された。