収縮・クリープⅠ

[1071] 異なる攪拌条件が初期収縮挙動に与える影響およびそのメカニズム

座長(土木)：小澤満津雄
座長(建築)：今本啓一
講演者：高橋恵輔¹, Thomas BIER² (1.宇部興産 2.Technical University Bergakademie Freiberg)

キーワード：capillary pore pressure, cement-based mortar, early age shrinkage, mixing, rheology, セメントモルタル, レオロジー, 初期収縮, 攪拌, 毛細管張力

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本研究では，ブリーディングを生じない高強度モルタル等で問題となる初期収縮に着目し，異なる攪拌条件が封緘および開放状態で養生したモルタルの初期収縮に与える影響を確認した。その結果，過剰な攪拌を与えたモルタルは養生条件によらず初期収縮量が大きくなった。この結果は，流動性および分散性の悪化に伴うモルタル表面水膜の減少や水和促進に伴う細孔構造の緻密化が引き起こす毛細管張力の増加により説明できる。