コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 収縮・クリープ

収縮・クリープⅡ

2014年7月9日(水) 13:00 〜 15:00 第6会場 (第1リハーサル室)

[1078] デジタル画像相関法を用いたモルタルの収縮による応力発生の評価

座長(土木):小松怜史
座長(建築):佐藤嘉昭
講演者:大野又稔1, 渡辺健1, 野間康隆2
(1.鉄道総合技術研究所 2.安藤・間)

キーワード:crack initiation, digital image correlation, distribution of stress, dry shrinkage, theory of a Thick Cylinder, デジタル画像相関法, ひずみ分布, ひび割れ発生, 乾燥収縮, 厚肉円筒理論, 応力分布

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*大会会期中のみ閲覧可能です。
乾燥収縮試験および載荷試験の際のモルタル試験体の表面ひずみを,デジタル画像相関法により非破壊・非接触で算出し,試験体表面のひずみ分布を算出した。中心に鋼材リングを配置したモルタル試験体のひずみより,厚肉円筒理論を用いて有効弾性係数法の低減係数φを求め,デジタル画像相関法による試験体表面のひずみ分布に適用することで,試験体表面の残留応力分布を求めた。また算出された残留応力分布を用いることで,乾燥収縮試験での拘束体界面の残存応力の影響により生じる,載荷試験でのひび割れ発生荷重の差を考慮できることを確認した。