コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 収縮・クリープ

収縮・クリープⅢ

2014年7月9日(水) 15:15 〜 17:00 第6会場 (第1リハーサル室)

[1085] 超速硬セメント系注入式あと施工アンカーのクリープ特性

座長(土木):下村匠
座長(建築):百瀬晴基
講演者:安藤重裕1, 山田宏1, 中野克彦2, 渡辺一弘3
(1.住友大阪セメント 2.千葉工業大学 3.都市再生機構)

キーワード:bonded anchor, creep, durability, post-installed anchor, rapid hardening cement, あと施工アンカー, クリープ, 接着系アンカー, 耐久性, 超速硬セメント

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*大会会期中のみ閲覧可能です。
超速硬セメント系注入式あと施工アンカーについて,異形鉄筋D13を用い持続引張荷重下における載荷荷重および母材コンクリート強度がアンカー筋の抜出量に及ぼす影響を検討した。コンクリート強度24N/mm2において,載荷荷重75kN(載荷荷重/最大耐力比0.80)では載荷期間168日でクリープ破壊を生じ,載荷荷重30kN(載荷荷重/最大耐力比0.32)では,載荷期間50年でクリープ破壊は生じないものと推測された。また,母材コンクリート強度が高い場合,アンカー材が同一であってもアンカー筋の抜出量は小さくなった。