コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 物性一般/軽量コンクリート(材料)

物性一般Ⅱ

2014年7月10日(木) 10:45 〜 12:15 第6会場 (第1リハーサル室)

[1098] 各種アルカリ刺激材を用いた環境負荷低減コンクリートの基礎性状に関する研究

座長(土木):岡崎慎一郎
座長(建築):胡桃澤清文
講演者:鈴木成1, 藤原浩巳1, 丸岡正知1, 岩田正幸2
(1.宇都宮大学 2.ニチハ)

キーワード:アルカリ刺激材, フライアッシュ, 環境負荷低減, 耐久性, 高炉スラグ微粉末

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本研究は,土木材料由来の二酸化炭素排出量の削減を目的としている。セメント無使用または使用量を大幅に減じ ,フライアッシュ,高炉スラグ微粉末を主材料としたコンクリートにおいて3種類の消石灰と生コンスラッジ粉,2種類のセメントをアルカリ刺激材として用い比較検討を行った。その結果,セメントを用いた配合において標準水中養生,材齢28日で60N/mm2以上の圧縮強度が得られ,乾燥収縮量の低減が確認できた一方,中性化の進行が速くなる結果となった。また,全ての配合で十分な凍結融解抵抗性を有していないことが確認できた。