コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 非破壊検査・診断/耐久性一般

耐久性一般Ⅲ

2014年7月11日(金) 09:00 〜 10:45 第3会場 (第2小ホール)

[1122] 極高温加熱を受けたコンクリートの細孔構造とクリープ特性

座長(土木):片平博
座長(建築):野口貴文
講演者:依田祐果, 今本啓一, 清原千鶴
(東京理科大学)

キーワード:compressive strength, creep, flyash concrete, high temperature heating, pore structure, 高温加熱, フライアッシュコンクリート, 圧縮強度, クリープ, 細孔構造

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高温加熱を受けたコンクリートの強度特性に関する研究は比較的多いが,高温加熱によるコンクリートの耐久性状への影響に関する研究は皆無といってよい。本研究は,高温加熱を受けたフライアッシュコンクリートの力学的性質と耐久性について圧縮およびクリープの点から検討するとともに,その細孔構造について調査した。その結果,750℃までの加熱において,圧縮強度は90%程度低下し,300℃の加熱において,クリープひずみは約2.5倍増加し,細孔量が増大することを示した。