コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 非破壊検査・診断/耐久性一般

耐久性一般Ⅲ

2014年7月11日(金) 09:00 〜 10:45 第3会場 (第2小ホール)

[1124] SECコンクリートによる橋梁床版の品質改善に関する検討

座長(土木):片平博
座長(建築):野口貴文
講演者:伊藤祐二1, 戸田勝哉2, 塩永亮介3
(1.リブコンエンジニアリング 2.IHIインフラシステム 3.IHI)

キーワード:Coefficient of permeability, Minute defect, SEC Concrete, SECコンクリート, 微小欠陥, 透水係数

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*大会会期中のみ閲覧可能です。
橋梁床版コンクリートにはひび割れや活荷重に対しての高い耐久性が要求されており,SECコンクリートの適用が増加しつつある。本報では,SECコンクリートの強度の安定性やひび割れ抵抗性の向上に着目し,圧縮および純引張強度,載荷時AE,載荷応力レベルと透水係数の関係,および初期微小欠陥について検討した。その結果,SECコンクリートはその練混ぜ方法から通常の場合と比べて初期微小欠陥が少ないことが,純引張強度や圧縮強度の向上と安定性に寄与し,さらにある程度の応力レベルまでは内部欠陥の連結が少ないことが最終的には透水性など耐久性の向上に関係していると考えられた。