コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 非破壊検査・診断/耐久性一般

耐久性一般Ⅳ

2014年7月11日(金) 11:00 〜 12:30 第3会場 (第2小ホール)

[1126] 算術平均粗さによる凍結融解作用を受けたかぶりコンクリートの劣化評価に関する研究

座長(土木):片平博
座長(建築):野口貴文
講演者:齋藤憲寿, 徳重英信
(秋田大学)

キーワード:arithmetical mean deviation, cover concrete, freezing and thawing resistance, stereo camera, scaling, 算術平均粗さ, かぶりコンクリート, 凍結融解抵抗性, ステレオカメラ, スケーリング

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算術平均粗さを用いて凍結融解作用を受けたかぶりコンクリート表面の凹凸を定量的に評価する手法について基礎的検討を行った。その結果,算術平均粗さによる評価は測定条件の違いによる影響が小さく,劣化指標として安定性に優れていること,凍結融解抵抗性との関係性が認められることを明らかにした。また,ステレオカメラを用いて実構造物のかぶり部を測定した結果,室内実験と同様の傾向を示していることから,算術平均粗さによってかぶりコンクリートの評価が可能であることを確認した。