[1149] Estimation of the influence of the de-icing salts that affected the concrete structure with an analysis of monitoring data
Keywords:Chloride induced corrosion, de-icing salts, surface water content of concrete, half-cell potential, polarization resistance, 塩害, 凍結防止剤, 表面水分率, 自然電位, 分極抵抗
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凍結防止剤散布下のコンクリート構造物の合理的な維持管理手法の確立を念頭に,簡易な点検結果からその影響度を推定することを目的とした。影響度評価を行うための点検項目として外観観察,表面水分率に着目し,実構造物における表面水分率測定および塩分分析結果から,外観による劣化度評価,表面水分率データと塩分浸透との関係性について検討を行うとともに,統計的手法を用いてその妥当性について検討を行った。その結果,外観観察および表面水分率から凍結防止剤の影響度(塩分浸透量)の推定が可能であることが明らかとなった。