[1154] Characteristics of Chloride Penetration and Bond Behavior of Reinforced Concrete with Rapid- Hardening Admixture at Early Age
Keywords:Bond, Chloride penetration, Corrosion of reinforcement, Rapid hardening admixture, 付着, 塩分浸透, 速硬性混和材, 鉄筋腐食
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北陸地域における凍結防止剤の塩害を想定したコンクリート補修材の基礎研究として,若材齢時の補修材を塩水噴霧により,塩害を促進させ塩分浸透特性を調べた。さらに凍結防止剤の塩害により鉄筋腐食した場合を想定し,腐食鉄筋とコンクリート補修材の付着特性を調べた。結果,コンクリート補修材に特殊コンクリートを用いた場合は,普通コンクリートに比べ内部構造が緻密であり,塩分浸透が少なく塩害に対し高い耐久性を有することを確認した。また鉄筋が腐食するとコンクリート補修材と鉄筋の付着強度は減少する傾向にあるが,質量減少率が5%程度までは,道路橋示方書の許容付着応力の約4 倍となることを確認した。