JCI Annual Convention in TAKAMATSU

Presentation information

Material & Construction » Chloride attack

Chloride attack Ⅲ

Wed. Jul 9, 2014 3:15 PM - 5:15 PM 第2会場 (第1小ホール)

[1156] Study on the behavior of chloride ion ingress in rectangular mortar beams with different regions of surface coating

Hiroki SAKURABA, Shinsuke KUMAGAI, Iwao SASAKI, Itaru NISHIZAKI (土木研究所)

Keywords:chloride ion, condensation of salt, drying, evaporation of moisture, region of surface coating, surface coating material, 乾燥, 塗布部位, 塩分濃縮, 塩化物イオン, 水分蒸発, 表面被覆材

論文PDFを表示
*大会会期中のみ閲覧可能です。
本研究では,表面被覆材の塗布部位が含水状態および塩化物イオンの分布に及ぼす影響を明らかにすることを目的として,表面被覆材の塗布部位が異なる矩形モルタル梁の塩水浸透実験を行った。実験では,表面被覆材を塗布しない供試体および塗布部位を変化させた供試体を用意し,それらの上面に水槽を設置して塩水を浸透させ,所定の期間経過後に,モルタルに含まれる全塩化物イオン濃度を測定した。その結果,表面被覆材を塗布して乾燥による水分蒸発を妨げた場合,表面に近い位置の部位では,水分蒸発による塩分濃縮が生じず,塩分濃縮による全塩化物イオン濃度の増加が抑制される。