コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 複合劣化/凍害

複合劣化/凍害Ⅰ

2014年7月11日(金) 11:00 〜 12:30 第2会場 (第1小ホール)

[1165] コンクリート開水路の断面修復における凍害ひび割れ発生範囲の特定に関する検討

座長(土木):黒田保
座長(建築):武田浩二
講演者:石神暁郎1, 蒔苗英孝2, 石岡浩一2, 佐藤智1
(1.土木研究所 寒地土木研究所 2.国土交通省北海道開発局)

キーワード:extent of crack, fluorescent epoxy impregnation method, frost damage, open canal, ultrasonic pulse velocity, x-ray ct method, X線CT法, ひび割れ発生程度, 凍害, 蛍光エポキシ樹脂含浸法, 超音波伝播速度, 開水路

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積雪寒冷地におけるコンクリート開水路では,近年,劣化要因が凍害と推定される部材を対象とした補修・補強が行われている。その場合における断面修復では,凍結融解により生じたひび割れの発生範囲を特定することが重要となる。本研究では,開水路の通水表面からの深さ毎の超音波伝播速度を透過法により測定し,さらに,ひび割れの発生程度をX線CT法および蛍光エポキシ樹脂含浸法により算出して,それらの関係を調べた。本論では,超音波伝播速度の低下範囲とひび割れ発生程度の増加範囲との関係,ならびにひび割れの発生範囲の特定におけるX線CT法および蛍光エポキシ樹脂含浸法の適用性について考察した。