[1175] The comparison of ASR suppression effect of blast furnace slag and fly ash using typical aggregate from Hokuriku district
Keywords:ASR, 偏光顕微鏡観察, 分級フライアッシュ, 抑制効果, 高炉スラグ微粉末
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北陸地方には火山岩系の地層が広く分布しており,その地域の骨材が使われたコンクリート構造物にはアルカリシリカ反応が発生し,いまだに収束していない。本研究では,北陸地方の代表的な骨材の岩石学的調査を実施するとともに,骨材のアルカリシリカ反応性を化学法(JIS A1145)にて調べた。さらに,モルタルバー法(JIS A1146)と促進モルタルバー法(ASTM C1260)によりフライアッシュと高炉スラグ微粉末によるアルカリシリカ反応の抑制効果を比較検討した。その結果,すべての反応性骨材に対して,普通ポルトランドセメントに対するフライアッシュの15%置換によるASR抑制効果の優位性を確認できた。