コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 耐火性

耐火性Ⅰ

2014年7月10日(木) 09:00 〜 10:30 第5会場 (61会議室)

[1212] 剛飛翔体の高速衝突を受けたコンクリート板の火災時における温度性状に関する検討

座長(土木):丸屋剛
座長(建築):野中英
講演者:森田武1, 別府万寿博2, 鈴木誠1
(1.清水建設 2.防衛大学校)

キーワード:concrete plate, fire, high velocity impact, local damage, rigid projectile, temperature behavior, コンクリート板, 剛飛翔体, 局部破壊, 温度性状, 火災, 高速衝突

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*大会会期中のみ閲覧可能です。
剛飛翔体の高速衝突を受けて局部破壊したコンクリート板が火災加熱を受けた場合の温度性状を把握することを目的として,コンクリート板に対する高速衝突実験,加熱実験および伝熱解析による検討を行った。実験では,剛飛翔体の衝突速度,短繊維による補強を実験パラメータとし,高速衝突実験に供したコンクリート板に対して加熱を行った。実験の結果,裏面剥離が抑制されたコンクリート板では,加熱に曝されても,ひび割れ等の損傷の拡大や遮熱性の低下は認められなかった。また,ひび割れを考慮した伝熱解析によって,コンクリート板の熱伝導特性に対する斜めひび割れの影響が大きいことが把握された。