[1215] Preventive effect on spalling of UFC using natural fiber at high temperature
Keywords:Fire, Jute fiber, Polypropylene fiber, Spalling, Steel fiber, UFC, ジュート繊維, ポリプロピレン繊維, 火災, 爆裂, 鋼繊維
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本研究では,天然のジュート繊維による超高強度繊維補強コンクリート(UFC)の火災時の爆裂抑制効果を検討するために,UFC の加熱試験を実施した。すなわち,蒸気圧計測試験と残存圧縮強度試験(200℃,400℃,600℃)を実施した。爆裂抑制繊維はポリプロピレン繊維(以下,PP 繊維)とジュート繊維を用いた。その結果,ジュート繊維を0.3vol%混入することで爆裂抑制効果が確認できた。一方,PP 繊維は最大で0.2vol%まで繊維を混入したが,爆裂を抑制することはできなかった。ジュート繊維を混入した場合,残存圧縮強度について は200℃と400℃加熱で強度が増加し,600℃加熱で強度が低下する傾向を示した。