コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 耐火性

耐火性Ⅱ

2014年7月10日(木) 10:45 〜 12:15 第5会場 (61会議室)

[1219] コンクリートに埋め込まれた金属系アンカーボルトの高温加熱後の引抜特性に関する研究

座長(土木):丸屋剛
座長(建築):野中英
講演者:刈田祥彦1, 松沢晃一1, 橘高義典1, 八木沢康衛2
(1.首都大学東京 2.サンコーテクノ)

キーワード:anchor bolt, concrete, high temperature, pullout load, アンカーボルト, コンクリート, 引抜荷重, 高温加熱

論文PDFを表示
*大会会期中のみ閲覧可能です。
本研究では,金属系アンカーボルトである芯棒打込み式アンカーボルト2種を施工したコンクリートを,800℃までの高温環境下に曝した後に,アンカーボルトの引抜試験を行い,高温加熱後のアンカーボルトの引抜特性について検討を行った。その結果,引抜強度は通常式の場合では20℃と比較して,500℃では80%程度まで,800℃では25%程度まで低下すること,アンダーカット式の場合では20℃と比較して,500℃では50%程度まで,800℃では14%程度まで低下することが明らかとなった。また,加熱温度が高くなると,最大引抜荷重後の荷重低下がゆるやかになることが示された。