コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » フレッシュコンクリート/高流動コンクリート

フレッシュコンクリートⅠ

2014年7月10日(木) 09:00 〜 10:30 第7会場 (第3リハーサル室)

[1225] 貧配合コンクリートのスランプロス発生機構とその低減方法に関する研究

座長(土木):吉野公
座長(建築):大塚秀三
講演者:髙橋直也1, 鈴木翔太1, 馬場勇介2, 笠井哲郎1
(1.東海大学 2.BASFジャパン)

キーワード:condition of capillary water, lean-mix concrete, slump loss, viscous agent, スランプロス, 保水性, 増粘剤, 貧配合コンクリート

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本研究では,貧配合コンクリートのスランプロス低減を目的とし,スランプロス低減効果が得られる増粘剤とAE減水剤を併用した貧配合コンクリートのフレッシュ性状および硬化性状について検討した。その結果,増粘剤とAE減水剤を併用することにより,貧配合コンクリートのブリーディングを抑え,保水性を確保させることでスランプロスを低減できることを示した。また,増粘剤とAE減水剤の併用により,凝結時間が遅延したが,極初期材齢からの強度発現性は良好であった。