コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » フレッシュコンクリート/高流動コンクリート

フレッシュコンクリートⅡ/高流動コンクリート

2014年7月10日(木) 10:45 〜 12:15 第7会場 (第3リハーサル室)

[1229] 簡易品質評価試験方法によるコンクリートの型枠内での充填性評価

座長(土木):吉野公
座長(建築):大塚秀三
講演者:山田悠二1, 橋本紳一郎1, 江本幸雄1, 橋本親典2
(1.福岡大学 2.徳島大学)

キーワード:スランプ, 間隙通過性, 材料分離抵抗性, タンピング試験, 加振ボックス充塡試験

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FA混入や単位セメント量,細骨材率を増減させた配合に対してタンピング試験,加振ボックス充塡試験を実施した。その結果,各種配合条件における材料分離抵抗性や振動締固め性を定量的に評価することができた。またタンピング試験および加振ボックス充塡試験の適用性や妥当性を検討するため,実施工を想定した型枠による充填試験を実施した。その結果,加振ボックス充塡試験において間隙通過速度が5mm/s以下となる配合では実施工においても振動締固め性が低いことや,鉄筋あきによる影響が大きい配合では加振ボックス充塡試験の間隙通過速度と実施工の間隙通過速度に差異が生じることを明らかとした。