[1238] Study on the effect on spalling of moisture behavior in consideration of dehydration of the cementitious materials subjected to high-temperature condition.
Keywords:high strength concrete, moisture transfer, mortar, neutron radiogrraphy, spalling, TG-DTA, モルタル, 中性子ラジオグラフィ, 水分挙動, 爆裂, 高強度コンクリート
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本研究では,高強度コンクリートに発生する爆裂現象のメカニズム解明を目的とし,加熱過程における水分挙動や応力形成の要因を推定するため,中性子ラジオグラフィを用いた加熱実験の測定,およびTG-DTAによる水分挙動の予測を行い,試験体温度が200℃前後の部分に水分が凝縮する現象(水分だまり)を観測した。また,セメント硬化体の脱水現象が水分挙動に及ぼす影響を観測するため,モルタルを用いた加熱実験の測定を行い,水分だまりでは加熱前の含水率によらず飽和に近い状態まで水分が凝縮していることや,水分だまりの形成にはセメント硬化体中のゲル構造の脱水が影響していることが推測された。