コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 施工

施工Ⅰ

2014年7月9日(水) 10:00 〜 12:00 第4会場 (54会議室)

[1249] 震災で発生したコンクリートがらと海水を使用した港湾用ブロックの製造

座長(土木):浦野真次
座長(建築):佐藤幸恵
講演者:竹田宣典1, 片野啓三郎1, 久田真2, 大即信明3
(1.大林組 2.東北大学 3.東京工業大学)

キーワード:blocks for port, prepacked concrete, seawater, the great east japan earthquake, concrete debris, 東日本大震災, コンクリートがら, 海水, プレパックドコンクリート, 港湾用ブロック

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*大会会期中のみ閲覧可能です。
東日本大震災によって発生したコンクリートがらの有効利用を目的として,破砕を極力省略した大割りのコンクリートがらと海水を使用したコンクリートの製造,施工方法について検討した。プレパックドコンクリート工法およびポストパックドコンクリート工法により,大割りのコンクリートがらを粗骨材として多量に使用することが可能となる。また,練り混ぜ水として海水を使用することにより,コンクリートの早期強度発現や強度増進が図れ,工期短縮が期待できる。本報告では,大割りのコンクリートがらと海水を使用し,港湾用ブロックを製造した実証試験とそれらのコンクリートの品質について報告する。