コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 施工

施工Ⅰ

2014年7月9日(水) 10:00 〜 12:00 第4会場 (54会議室)

[1253] 排水・湿潤連続養生によるコンクリートの耐久性向上技術の開発

座長(土木):浦野真次
座長(建築):佐藤幸恵
講演者:臼井達哉1, 宮原茂禎1, 荻野正貴1, 岸利治2
(1.大成建設 2.東京大学)

キーワード:curing method, durability, permeable form, Surface quality, underwater curing, 湿潤養生, 耐久性, 表層品質, 透水型枠, 養生システム

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養生によるコンクリートの高耐久化技術の開発を目的として,打込み直後にコンクリートから生じる余剰水や気泡を排出する透水型枠養生と凝結後の速やかな給水による湿潤養生を,脱型せずに連続で行うことができる養生方法を開発した。本研究では,壁高欄を模擬した大型部材の試験施工により標準的な施工方法を確立するとともに,耐久性試験を通して表層の透気係数の低減,中性化の抑制,塩分浸透の抑制などの養生効果を確認した。また,橋梁の壁高欄において試験適用を行い,現場施工においても十分な施工性が得られること,非破壊試験によりコンクリート表層の品質が向上していることを確認した。