コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 施工

施工Ⅱ

2014年7月9日(水) 13:00 〜 15:00 第4会場 (54会議室)

[1261] 直流四電極法による養生終了判定時期判定方法の確立および現場適用性の検討

座長(土木):近松竜一
座長(建築):橘高義典
講演者:三坂岳広1, 原沢蓉子2, 伊代田岳史2
(1.佐藤工業 2.芝浦工業大学)

キーワード:carbonation, compressive strength, curing, durability, electrical resistance, four-probe electrical method, hydration reaction, 四電極法, 養生, 電気抵抗, 圧縮強度, 中性化, 耐久性, 水和反応

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鉄筋コンクリート構造物に必要とされるコンクリートの強度や耐久性を満足するためには,十分な養生を行う必要がある。近年,養生による表層コンクリートの品質を測定する方法が提案されているが,養生期間中にその品質を測定する方法は無く,したがって,養生終了時期を判定する方法も無い。本研究では,養生期間中のコンクリートにおいて電気抵抗を計測し,脱型時の電気抵抗と強度および中性化との関係を確認し,養生終了時期判定手法を提案することができた。また,本手法を現場で使用し,本手法が現場で適用できる可能性があることを確認した。