コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 施工

施工Ⅱ

2014年7月9日(水) 13:00 〜 15:00 第4会場 (54会議室)

[1262] 内部に鋼製支保工を含む狭隘な巻立空間の覆工コンクリートの施工

座長(土木):近松竜一
座長(建築):橘高義典
講演者:前田智之1, 小笠原哲也1, 鶴岡正2, 小林勇貴2
(1.五洋建設 2.千葉県君津土木事務所)

キーワード:covering concrete, medium-fluidity concrete, small diameter piping, water permeable sheet, 中流動コンクリート, 小口径配管, 覆工コンクリート, 透水性シート

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巻厚内に鋼製支保工を含む覆工コンクリートは,鋼製支保工が障害となるため,コンクリートの円滑な流動が阻害され,かつ作業性が悪い施工環境となる。そこで天端部の充填性確保を目的に,材料に中流動コンクリート,打込み方法に従来の吹上げ方式に加えて小口径の配管を引き抜きながら打ち込む併用型の方式を採用した。また構造上表面気泡が発生しやすい側壁部の表面気泡低減対策として,型枠に透水性シートを設置した。これにより,背面空洞がなく表面気泡が少ない覆工コンクリートを施工することができた。