コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » エコ・緑化コンクリート/機能性コンクリート/ポリマーコンクリート

エコ・緑化コンクリートⅡ/機能性コンクリート/ポリマーコンクリート

2014年7月11日(金) 11:00 〜 12:30 第4会場 (54会議室)

[1277] 高炉スラグ高含有セメントを用いた100N/mm2級高強度コンクリートの実大柱施工実験

座長(土木):鶴田浩章
座長(建築):大谷俊浩
講演者:辻大二郎1, 村上裕貴1, 齊藤和秀2, 坂田昇3
(1.竹中工務店 2.竹本油脂 3.鹿島建設)

キーワード:CO2削減, Core compressive strength, Efficiency of construction, Full-scale column, High slag cement, High strength concrete, Reduction of CO2 gas, 実大柱, 施工性, 構造体強度, 高強度コンクリート, 高炉スラグ高含有セメント

論文PDFを表示
*大会会期中のみ閲覧可能です。
シリカフューム混合量を3%まで低減させた高炉スラグ高含有セメントを用いて,100N/mm2級の高強度コンクリートの実大RC柱部材の施工実験を実施した。実機製造したコンクリートは良好なフレッシュ性状と流動保持性を示し,実大RC柱部材へのホッパーによる打設において,鉄筋間,かぶりコンクリートの細部まで密実に自己充填されること,柱部材のコア供試体の構造体強度は113N/mm2を発現することなどが確認された。高炉スラグ高含有セメントを用いた高強度コンクリートにおけるシリカフューム使用量を大きく削減できる見通しを得た。