コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 特殊コンクリート

特殊コンクリート

2014年7月10日(木) 13:15 〜 15:15 第4会場 (54会議室)

[1289] 銅スラグ細骨材を多量に用いたフライアッシュⅡ種併用コンクリートの基礎的性状

座長(土木):栗田守朗
座長(建築):長岡誠一
講演者:福上大貴, 水越睦視
(香川高等専門学校)

キーワード:bleeding, compressive strength, copper slag fine aggregate, fly ash, freezing and thawing resistance, setting time, フライアッシュ, ブリーディング, 凍結融解抵抗性, 凝結時間, 圧縮強度, 銅スラグ細骨材

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産業副産物の有効利用と骨材の枯渇問題の対策として,銅スラグ細骨材とフライアッシュを混合したコンクリートのフレッシュおよび硬化特性について検討した。その結果,容積で最大で細骨材全量の80%に銅スラグ細骨材を用いて,残りの20%にJIS Ⅱ種フライアッシュを使用すれば,CUS2.5だけでなく粒度の粗いCUS5-0.3を使用しても,コンクリートのフレッシュおよび強度特性は普通コンクリートと比べて同等であることがわかった。また,凍結融解抵抗性は,凍結開始までの養生期間を28日,空気量を7.0%とすることで改善できることがわかった。