コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » リサイクル/サステナビリティ(環境側面)

リサイクルⅠ

2014年7月11日(金) 09:00 〜 10:45 第7会場 (第3リハーサル室)

[1295] 廃ガラスカレットを細骨材に用いたモルタル供試体の長期暴露性状

座長(土木):堀口賢一
座長(建築):黒田泰弘
講演者:佐藤重悦, 徳重英信
(秋田大学)

キーワード:alkali-silica reaction, ASR, dynamic modulus of elasticity, fly ash, ground granulated blast-furnace slag, mass loss, value, waste glass cullet, フライアッシュ, 動弾性係数, 廃ガラスカレット, 明度, 質量減少, 高炉スラグ微粉末

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廃ガラスカレットをコンクリート用細骨材として利用するために,これを細骨材として全量用いたモルタルの強度およびアルカリシリカ反応性試験を行った。さらにアルカリシリカ反応抑制対策として,セメントの一部を高炉スラグ微粉末およびフライアッシュに置換したモルタル供試体を作製して,積雪寒冷地において15年間の屋外暴露試験を行った。この暴露供試体の外観観察,質量減少率,動弾性係数および色彩色差計による表面色測定の結果,上記のアルカリシリカ反応抑制対策が有効であることおよび供試体表面の明度が劣化に対する指標になり得ることが示唆された。