コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » リサイクル/サステナビリティ(環境側面)

リサイクルⅠ

2014年7月11日(金) 09:00 〜 10:45 第7会場 (第3リハーサル室)

[1296] 放射性物質に汚染された塩分含有コンクリートがらの封じ込め要素実験

座長(土木):堀口賢一
座長(建築):黒田泰弘
講演者:清宮理1, 内藤英晴2, 佐野清史3, 羽渕貴士4
(1.早稲田大学 2.五洋建設 3.東洋建設 4.東亜建設工業)

キーワード:concrete using sea water and sea sand, Containment technology, radioactivity, reuse, scrap concrete, 放射性物質, コンクリートがら, 封じ込め技術, 再生利用, 海水・海砂練りコンクリート

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*大会会期中のみ閲覧可能です。
東日本大震災の津波により,海水に曝された大量のコンクリートがらが発生し,その処理が苦慮されている。さらにその後の福島第一原発の水素爆発により,放射性物質が付着したコンクリートをより安全に処理する技術が望まれている。筆者らは,塩分を含み放射性物質に汚染されたコンクリートがらを,特に港湾区域において効率的に処理する技術の一つとして,海水や海砂の使用も可能な流動性の高いコンクリートにより封じ込める方法について検討した。また,放射性物質に汚染されたコンクリートがらをコンクリートにより封じ込めるときの処理方法について基礎的検討を行い,外側を埋設型枠や放射線遮蔽シートで覆うことがより安全な処理方法になることを見出した。