コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 補修・補強(材料)

補修・補強(材料)Ⅱ

2014年7月11日(金) 11:00 〜 12:30 第1会場 (大ホール)

[1313] 画像解析を用いたコンクリート-鋼矢板複合材の曲げ載荷挙動評価

座長(土木):濵田秀則
座長(建築):小島正朗
講演者:佐藤弘輝1, 鈴木哲也2, 舘翔平2, 長崎文博1
(1.藤村ヒューム管 2.新潟大学)

キーワード:acoustic emission, AE法, bendind test, dicm, steel sheet pile-concrete composite, デジタル画像相関法, 曲げ試験, 鋼矢板‐コンクリート複合材

論文PDFを表示
*大会会期中のみ閲覧可能です。
腐食の進行した鋼矢板は,耐力低下を伴う劣化が顕在化する。本報では,鋼矢板にコンクリート被覆による補強を施し,鋼矢板‐コンクリート複合材の曲げ載荷時の変形挙動を画像解析を用いて評価した結果を報告する。解析手法は,デジタル画像相関法である。曲げ載荷には,未使用と既設の鋼矢板を用いた。実験では,載荷時に発生する弾性波をAE法により同時に計測し,曲げ変形とひび割れとの関連を考察した。検討の結果,鋼矢板‐コンクリートの局所的な曲げ挙動を画像解析を用いた同定が可能であり,載荷時の変形挙動と曲げ破壊との関連がAEパラメータにより評価可能であることが示唆された。