コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 補修・補強(材料)

補修・補強(材料)Ⅱ

2014年7月11日(金) 11:00 〜 12:30 第1会場 (大ホール)

[1315] シラン系表面含浸材の定着時間に及ぼす温度の影響に関する研究

座長(土木):濵田秀則
座長(建築):小島正朗
講演者:降旗翔1, 大塚秀三1, 八木修2, 中田善久3
(1.ものつくり大学 2.M&Mトレーディング 3.日本大学)

キーワード:Early Curing, Fixing Time, Penetration Depth, Silane, Temperature Dependence, Water Permeability, シラン系表面含浸材, 初期養生, 含浸深さ, 定着時間, 温度依存性, 透水量

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本研究は,シラン系表面含浸材またはモルタル供試体の温度の相違が,シラン系表面含浸材の定着時間に及ぼす影響について把握することを目的とする。ここでは,国内で流通している成分が異なる4種類のシラン系表面含浸材を,既報の文献を参考に選定し,JSCE-K571-2004に規定される含浸深さ試験および透水量試験によって工学的に検討した。その結果,いずれのシラン系表面含浸材とも塗布後およそ3日で含浸深さおよび透水量がほぼ一定値となることを明らかにし,シラン系表面含浸材が所要の性能を発揮する起点,すなわち定着時間とすることができる可能性を示した。