コンクリート工学年次大会 2014(高松)

講演情報

第36回コンクリート工学講演会(A.材料・施工) » 非破壊検査・診断/耐久性一般

非破壊検査・診断Ⅰ

2014年7月9日(水) 10:00 〜 12:00 第3会場 (第2小ホール)

[1330] 拡張型熱画像処理システムによる鉄筋腐食評価手法の高度化

座長(土木):内田慎哉
座長(建築):古賀一八
講演者:今井嵩弓1, 大下英吉1, 林詳悟2, 福岡養祐3
(1.中央大学 2.西日本高速道路エンジニアリング四国 3.第一高周波工業)

キーワード:Non-destructive testing, rebar corrosion, electromagnetic induction, infrared thermography, image processing, 非破壊検査, 鉄筋腐食, 電磁誘導, 赤外線サーモグラフィ, 画像処理

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*大会会期中のみ閲覧可能です。
著者らが開発したRC構造物における鉄筋腐食率評価手法は電磁誘導法により内部の鉄筋を強制加熱し,鉄筋からコンクリート表面に伝搬する熱を赤外線サーモグラフィで検知するものである。鉄筋腐食が生じている場合,断熱効果を有する腐食生成物の影響によりコンクリート表面温度が低下するため,熱画像から腐食性状を評価することが可能となる。本研究では,既往の研究において開発した熱画像処理システムを拡張し,デジタル画像処理分野において広く用いられているパターンマッチング法に基づき加熱範囲を検出することで,鉄筋加熱時の加熱むらを除去し,鉄筋腐食率評価における評価精度の向上を図る。